Trailhead「認定アドミニストレーター資格の更新 (Spring ’21)」モジュール、ハンズオンチャレンジの解説
概要・英語版
Salesforce 認定アドミニストレーター資格を維持するために必要な Trailhead モジュール「認定アドミニストレーター資格の更新 (Spring ’21)」にはハンズオンチャレンジが含まれます。必要に応じて参考にしてください。
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<Trailhead Playground の最初の画面>
この画面が最初に表示されます。次の手順で言語設定を英語に切り替えます。今回のハンズオンチャレンジの課題にも記載がありますが、今回のハンズオン用に新規にTrailhead Playgroundを作成して実施しましょう。
Trailhead_Playground_WelcomePage.png
起動したPlaygroundの言語と地域を英語に切り替え
Trailhead のモジュールは主にアメリカ本社で作成されるため、言語や地域設定を英語にしておかないと正しく実装しても、正解と判定されないことがあります。まず初めに設定を英語に切り替えましょう!
言語設定の変更
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Playground(Trailhead のハンズオン環境)を起動し、右上のAstroアイコンをクリックし、設定をクリックします。
言語とタイムゾーンを選択し、地域を「英語(アメリカ合衆国)」に、言語を 「English」 に変更し、保存します。
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管理パッケージのインストール
- Playground Starter アプリケーション画面から、Install a Package タブをクリックします。
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Package ID に を入力し、Install をクリックします04t4x000000lxVE - image.png
- Install for Admins Only を選択し、確認事項にチェックをして Install をクリックします。
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- パッケージインストールが失敗する場合は、
言語設定の変更 を再確認してください。
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今回のハンズオンチャレンジの課題
英語原文
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日本語訳と解説:認定アドミニストレーター資格を維持するために、Salesforce の更新情報を確認します
- このカスタムオブジェクトのレコードの詳細を動的フォームにアップグレードします。
- [詳細] タブの [情報] セクションが選択されている状態で、形式を [1 列] に変更します。
- [Active Warranty (有効な保証)] 項目を [Support Level (サポートレベル)] 項目の上に移動します。
- [Active Warranty (有効な保証)] 項目がオンになっている場合にのみ、 [Support Level (サポートレベル)] 項目と [Expiration Date (有効期限)] 項目が表示されるように条件を追加します。
- 有効化して、デスクトップおよび電話 の組織のデフォルトとして割り当てます。
- Laptop_Warrantyレコードを表示して、作業を確認します。
注意:新しいTrailheadプレイグラウンドを意味します!既存の組織またはプレイグラウンドを使用する場合、チャレンジを完了する際に問題が発生する可能性があります。また上記の説明を参照し、言語と地域を英語に切り替えてください。
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赤枠の部分をクリックすると、新規Playgroundの作成メニューが表示されます。
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Create Playground をクリックし、任意の名前を入力し、「Create」ボタンを押します。
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クリアへのヒント
- パッケージインストールが終了したら、PlayGroundに戻り、アプリケーションランチャーから、Laptop Warranties タブを選択します。
- LaptopWarrantiesタブ.PNG
- ビューをAll Records(すべて)に切り替えて、任意のレコードを選択します。
- All_Records.PNG
- Setup(設定)- Edit Page(編集ページ)を選択します。
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- Record Detail(レコードの詳細)コンポーネントをクリックし、動的フォームに関するアップグレード情報にある、Upgrade Now をクリックします。
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- ウィザードが表示されたら、Next(次へ)をクリックします。
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- レイアウトを選択し、Finish(完了)をクリックします。
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- Information コンポーネントをクリックし、Columns(列) から 1Column(1個の列)へ変更します。
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- Active Warranty をドラッグし、Support Levelの上に移動します。
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- Support Level項目をクリックし、Set Field Visibility(コンポーネントの表示を設定)から、Add Filter(検索条件を追加)をクリックします。
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- 以下のように、Active Warranty がTrue の場合のみこの項目が表示されるように設定します。
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- 同様の手順で、Expiration Dateも同じ条件を設定します。フィルタ条件を設定するとオレンジのアイコンが表示されます。
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- Save(保存)をクリックし、Activate(有効化)確認画面で、Activate(有効化)をクリックします。
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- Assign Org Default(組織のデフォルトとして設定)をクリック
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- フォーム要素の選択画面で、Desktop and phone(デスクトップおよび電話)をクリックします。
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- Next (次へ)、Save(保存)をクリックし設定を完了します。
- レコードページに戻って、動作を確認します。
- レコードの編集画面を表示し、Active Warranty をクリックした場合のみ、Support Level と Expiration 項目が表示されることを確認できれば完了です。
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採点ポイントについて
採点ポイントは以下です。うまくいかない場合は確認してください。
- API参照名に「Laptop_Warranty」が含まれるカスタムオブジェクトが作成されているか?(パッケージ
のインストールに成功しているか)04t4x000000lxVE - Laptop_Warranty_Record_Page で、動的フォームが有効化されているか?
- 「Support Level field」と「Expiration Date」項目に、「Active Warranty」がチェック(有効)になっている場合だけ表示されるフィルタが設定されているか?
- ページが有効化され、Desktop and phone に対する組織のデフォルトに設定されているか?
この記事を書いたのは・・・
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株式会社セールスフォース・ドットコム
トレイルヘッドアカデミー 中溝 悠也
Sales Cloud、Service Cloud、Lightning Platform のトレーニング全般を担当しています。Salesforce 関連の勉強会、イベントなど何かありましたらぜひお声がけください!!