Quip でのガバナンス

リアルタイム共同作業に適合する情報ライフサイクル管理

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Quip のミッションは、ユーザーが組織をまたがって作業およびコミュニケーションする方法を近代化し、改善することです。より多くの情報、知的財産、意思決定がリアルタイムコミュニケーションを通じて共有されるようになると、情報開示、コンプライアンス、情報ガバナンスの問題が生じます。Quip は、検索ができ、編集および削除されたデータの保存ができ、さらに防御可能な収集ができるソリューションが組織に必要であることを認識しています。Quip の管理 API を使用すると、組織は関連するデータを確実に収集および保存して、訴訟ホールドに備えることができます。

Quip とのサードパーティパートナーインテグレーションの種類は、ニーズに応じて 3 つあります。:

  • 電子情報開示: 電子情報開示アプリケーションは Quip からメッセージとファイルを取り込んで、情報をサードパーティデータウェアハウスに保存します。このデータウェアハウスから、文書、ファイル、メッセージの検索、アーカイブ、取得ができます。
  • データ紛失防止 (DLP): DLP アプリケーションでは、ドキュメント、ファイル、およびメッセージ内をスキャンし、定義済みのポリシーに違反するコンテンツがないかどうかを確認して、Quip の外部で機密情報 (クレジットカード番号、社会保障番号など) が共有されないようにします。
  • クラウドアクセスセキュリティブローカー (CASB): CASB アプリケーションでは、クラウドユーザー、データ、アプリケーションを保護する一方で、コンプライアンスを実現し、生産性を向上します。

Quip の多くのお客様がサードパーティの電子情報開示パートナーまたはデータ損失防止 (DLP) パートナーを利用して、すべてのクラウドソリューションソフトウェアを管理しています。Quip の 管理 API では、お客様の Quip サイトを任意のパートナーに接続できます。この分野で当社が最も期待する新しいパートナーの 1 つが Onna です。

Onna は、Quip と他の共同作業ツールのデータを一元化し、合理化され簡素化された検索および管理操作を 1 か所ですべて提供します。Onna が Quip の管理 API を使用して電子情報開示インテグレーションをどのように構築しているかを以下に示します。

ステップ 1: インデックス化

Onna を使用すると、組織はエンタープライズ Quip アカウント内のすべてのデータから迅速かつ安全に収集および検索を行うことができます。承認されると、管理 API を使用して、Onna はユーザーのアクセス可能な文書やスプレッドシートだけでなく、メタデータフィールド、編集内容、削除内容、コメント、チャットを処理できます。

次にデータは拡張され、極めて効果的な検索が可能になります。電子情報開示およびコンプライアンスでは、文字に至るまで関連情報を特定することが非常に重要です。Quip を含むあらゆるソースの添付ファイルや独自の埋め込みコンテンツを含め、コンテンツのすべての部分が Onna 内のさまざまな処理パイプラインを通過し、あらゆる言語の最大量のテキストと豊富なメタデータが抽出されます。また、Onna は機械学習技術を使用して、より多くの価値を数千ものファイル形式に追加します。

その後、すべての元情報と抽出された情報は収集から短時間でインデックス化され、検索可能になります。

ステップ 2: データ同期

情報は、1 回限り、ミラー化自動同期、またはアーカイブ化自動同期の方法で処理できます。同期を使用すると、Quip 全体のリアルタイム検索ができるほか、アーカイブ化または訴訟ホールドの有効化を目的として継続的な保存ができます。最初の収集および処理が完了したら、Onna は Quip の管理 API およびイベントを活用してデータセットを継続的に同期できます。前回の Onna チェックポイント以降、コンテンツの新しい更新または削除は Quip に対して検証され、それに従って Onna 内で更新されます。

応答性のあるデータを特定したら、Onna を使用してデータを共同作業者と容易に共有したり、更なる確認のためにデータをエクスポートしたりできます。

現在の Quip でのガバナンスについて

Quip 生産性プラットフォームのセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンスの詳細について、当社の製品エキスパートにお問い合わせください。私たちは、Quip のセキュリティ対策がビジネスの近代化とチームの共同作業の効率化にどのように役立つかを理解するためのお手伝いをします。

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